いちごハウス復興~復興イベント&新しいシーズンへ!~
こんにちは。北菱電興 広報担当です。
2024年1月の能登半島地震で被災したイチゴ圃場《アグレッシブアグリ鹿島台》復興シリーズ。
前回記事ではついに被災後初出荷を迎えた様子をご紹介しました。
元日の被災後、約40日間に渡る断水を乗り越えて、なんとか復活を果たしたのとひかりっ娘。
今回はイチゴを提供させていただいた復興イベントと、農業ハウスの復旧・復興の模様をお届けします!
復興イベントに七尾市中島町のイチゴを提供
6月におこなわれた《国際調理専門学校 名誉教授の辻口博啓シェフによる1日限りのシェフズレストラン》。
こちらの復興イベントに、のとひかりっ娘を提供させていただきました。
《シェフズレストラン》は国際調理専門学校の学生レストラン「ゴールデンエッグ」で行われている大人気イベントで、告知後数分で満席になるほどです。
辻口シェフとともに国際調理専門学校の学生さんが厨房に立ち、のとひかりっ娘を使ったデザートの提供をおこないました。
出来上がったデザートを口にしたお客様の笑顔と、提供終了後の学生さんたちの達成感がにじむ笑顔がとても印象的でした!
イベントの参加費の一部は国際調理専門学校から能登半島地震 復興支援の義援金として寄付されました。
ハウスの修繕は始まったばかり
一方、6月を前に今シーズンの出荷は終了。シーズンが終わったことで、いよいよいちごハウスの本格的な修繕が始まりました。
ハウス内の修繕をおこなうためには、まず、いちごの高設ベンチの中の培養土を搬出してしまう必要があります。しかし高設ベンチの中に詰まった培養土は当然重みがあり、それをハウス4面分も搬出するのはかなりの重労働です。
現地社員だけではなかなか手が回らず困っていたところ・・・、開発部のアグリビジネスチームのメンバーと、電機部の若手社員が培養土搬出を手伝ってくれました!気温が上がり、ハウス内は既に真夏のような暑さでしたが、重労働を難なく終わらせてくれました。
🍓復興・復旧作業に寄せて、管理責任者の中寺さんからのコメント
新しいシーズンのスタート!
そうです、新しいシーズンの準備が既に始まっています!
いちごの出荷、ハウスの修繕と並行して、既に4月中旬から次のシーズンの育苗がスタートしています。
最後に、北菱電興 小倉社長から今後の再建に寄せてコメントをいただきました。
🍓小倉社長のコメント
シリーズでお伝えしてきた、七尾市中島町《アグレッシブアグリ鹿島台》いちごハウス復興レポートは今回で一区切りとなります。
今シーズンを無事に終えることができましたが、本格的なハウスの復旧・復興は始まったばかり。今後は不定期で、来シーズンに向けた動きをご紹介していきます!