『理念ブック』を発行しました
こんにちは。広報担当たにうちです。
このたび北菱電興では『理念ブック』を発行しました!
理念ブックとは会社が何を大切にしているか伝える”会社の解説書”のようなもので、理念やビジョン、価値観を表す冊子のこと。
理念を題材にした冊子をつくったのは初めての取り組みです。
なんでつくったの?
まず、広報室のミッションは「企業理念の浸透」なんです。
(ちなみにもう1つのミッションは「企業価値の向上」です。テーマが大きい・・(遠い目))
「企業理念が浸透することで…(〇〇な効果や△△な行動変容が起こる!)」と先の先のことを考えがちですが、入社してからを振り返ってみると、実は理念に触れる機会ってあまり無かったような・・?
それならまずは「理念について考えるきっかけ」からつくろう!と思ったのが今回のスタート地点です。
北菱電興の理念は創業70年を超えたタイミングでできた、比較的新しいモノです。(ちなみに今年で創業77周年!)
構成する言葉の意味としては分かりやすい平易な言葉で書いてあるものの、
行間というか、背景がちょっと見えにくいように感じていました。
一方で社長や専務とお話したときに、言葉の端々に理念との繋がりを感じ取れるものがあり、社員の皆さんに向けてそれを伝えたいと思いました。
実際どんなの?
実はこの理念ブック、「社員の皆さんに知ってほしい!」の起点をぶらさないように社内向けのみの配布としています。
一部、採用活動においても活用していますが基本的には社内向け。
なのでこの場でもチラ見せしながらご紹介していきます!笑
苦労したところ
『理念ブック』と名乗っているのですが、いわゆる『理念ブック』とはだいぶ違う仕上がりみたい・・⁉
”よくある理念ブック”のフォーマットに落とし込むことが目的ではなく、社長と専務の言葉から理念に込められた想いを伝えたい!が今回のテーマ。
そのため社長と専務の言葉はできるだけそのまま載せて、編集段階で表現を丸めたりキャッチーにしたりはしませんでした。
導入→会社の歴史→理念を紐解くキーワード→社員インタビュー→・・・という構成も検討したのですが、今回の理念ブックで何を伝えたいのか?を繰り返し考えて、何度も目的に立ち返りながら、なんとか『理念ブック』が完成しました。
意味のあるレイアウトにしようと悩んだ結果、薄いのに文字がモリモリな仕上がりになってしまったのは反省点です^^;
ターゲットは?
もう1つのテーマは「親しみやすいもの」にすること。
配布してみて、意外に(?)好評だったのは社長と専務の似顔絵です(笑)
そういった仕掛けもあって、「若い人向けの冊子なの?」と聞かれることもあります。
確かに、印刷物の制作にあたっては「入社してまだ日が浅い方」、中途入社の方が多くいることから「20~30代の社員」をメインターゲットとしています。
しかし、社内文化をつくるのは若手だけではありません。
社員一人ひとりが理念に共感し、それぞれの立ち位置で理念を体現することで、社内文化はつくられていきます。
だから、今回の『理念ブック』で伝えたいことは年代に関係なく大切にしてほしいものであり、考えてほしいものなんです!
制作にあたり、社長と専務にインタビューさせてもらったのですが、実は社長と専務が揃っているところって社内でもなかなかレア。
当日、緊張しきりだったことがずいぶん経った今でも思い出されます。笑
「企業理念の浸透」というミッションに向けて、今回の『理念ブック』から次なる取り組みに繋げていけるよう、あれこれ計画中です!