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小学生に向けて分かりやすく仕事紹介するには?

こんにちは。広報担当 たにうちです。

このたび、『小学生のためのお仕事ノート』(金沢市版)に北菱電興の仕事紹介が掲載されました。
今回はこの『お仕事ノート』について、制作に携わった広報担当目線でご紹介していきます!


出典:『小学生のためのお仕事ノート・2024年度版』

『小学生のためのお仕事ノート』とは?

『お仕事ノート』は全国の小学3,4年生に配布されるキャリア教育の副読本です。自分の暮らす地域の産業や具体的な企業について知ることができるよう、地元企業の仕事紹介が掲載されています。

広報担当が小学生の頃、地元企業の工場見学に行ったことが思い起こされます(どこに行ったっけな・・👀)。ちなみに小学校3,4年生のお子さんのいる社員に聞いてみたところ、最近ではお豆腐をつくる機械の製造メーカーさんに工場見学に行ったそうです。

そんなふうに地元の産業の仕組みや働く人について知ることを通して、身近な仕事に関心をもってもらうための本がこの『お仕事ノート』です。

小学生向けに分かりやすく…って?

小学生向けということで文字も大きく、入れられるテキストにも限界があります。いつも使っている仕事紹介テキストをそのまま流し込んでみる、ということもできません。

ちなみに入れようとすると、
FA機器、電力会社様向け機器、画像処理系コアテクノロジー、FAシステム設計・制作、IIoTソリューション/空調・冷熱・オール電化・環境・衛生機器、昇降機設備、ビルマネジメントシステム/設計製造ソリューション、情報システム、映像・セキュリティソリューション、半導体・デバイス、海外調達/水処理プラントシステム、消融雪設備、揚排水機設備、水門、除塵設備、太陽光・小水力発電システム、クラウド監視システム、スマートアグリシステム/空調・給排水衛生設備工事、電気・通信設備工事、消防設備工事、ガス・水道・厨房設備工事/各種電子機械機器の開発・設計、製造・販売、ホテル業務トータルシステム開発
になります。呪文ェ・・・

どの事業について紹介しようかと頭を悩ませ始めたところ、ライターさんから「社会貢献をテーマにして事業を取り上げませんか?」の一言が。

いくつか事業がある中で、社外から注目されやすい事業もあれば、社内の人目線で紹介しがちな事業もあります。
いろんな切り口がある中で、「社外から北菱電興はどう見えているんだろう?」「何に興味をもってもらえるんだろう?」という視点がもてるのが面白く感じ、ライターさんに広報担当が各事業をあれこれ紹介→ライターさんがテーマに合うものをピックアップすることにしました。

完成した事業紹介ページ(下半分)がこちらです!↓↓

出典:『小学生のためのお仕事ノート・2024年度版』

定番すぎて(?)こういった紹介のときになかなか掲載できていなかった事業について、改めてスポットをあてることができました!
#ちなみにページ上半分↑の会社紹介は、今回の制作にあたってライターさんとつくらせてもらいました。具体例を交えつつ、今伝えたいことを盛り込めているはず…!

続いて、社員紹介のページです。

今回は事業紹介でピックアップした事業に関連するメンバーを中心に、4名の社員に登場してもらいました。
北菱電興にはいくつもの事業があり、各事業に携わるいろんな職種の社員が活躍しています。そういった、いろんな職種の・幅広い年代層の社員に参加してもらえたのも広報担当目線で良かったと感じるポイントです◎

限られたスペースの中ですが、その人らしい熱量のこもったメッセージがピックアップされています。(吹き出しの中は特にギュッと凝縮されているのですが、インタビューに答えてくれた社員の一番イイひとことを切り取ってもらえたと感じています・笑)

出典:『小学生のためのお仕事ノート・2024年度版』

キャリア教育で”学びあう”

もう1つテーマとしていたのがキャリア教育をもっと知ってもらう!ということです。今回は特に、学びあいという側面について。

年長者が”教える側”、若年者が”教えてもらう側”に固定されて一方的に教えるのではなく、語る側・聞き手側双方にとって学びがあるのがキャリア教育だと考えています。

例えばマイクを向けられて仕事のやりがいを語るとき、「自分の仕事のやりがいってなんだろう?」と自問自答して、自分を見つめる瞬間があります。
人によっていろんな経験をして、人によってその経験への意義付けも異なります。ポジティブなこと、ネガティブなこと、その両面をもつもの。
経験を語ったとき、経験への意義付けがいつの間にか変化していたことに自分自身気づかされることもあります。

出典:『小学生のためのお仕事ノート・2024年度版』

小学校に限らず、地元の中学校や高校でも、総合学習の時間などを使って”これから”のことを考えるために生徒さんと社会人が交流する授業がますます増えています。
関わってくれた社員にとっても、読んでくれた小学生の皆さんにとっても、”自分のこれから”を考えるきっかけになっていると嬉しいです!