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いちごハウス復興~3月までの復興状況~

こんにちは。北菱電興 広報担当です。

2024年1月の能登半島地震で被災したイチゴ圃場《アグレッシブアグリ鹿島台》。
今回は、現地での復旧作業に従事していた社員👨のヒアリングから2月~3月の状況をふりかえってお伝えします!


復興状況

2月上旬~中旬 断水の解消

地震後の断水で圃場に水がこなくなり、一部枯れてしまうイチゴも出ていましたが、2月上旬に断水が解消。配管に水を通せるようになったことで管の破損個所が特定できるようになりました。
土壌温度を上げるための温水管がどこかで破損していたため使えなかったのですが、給水と液肥の配管を修繕すればイチゴの成長に不可欠な水・液肥をやれるようになります!

写真は2月上旬頃。真っ赤でおいしそうに見えますが、おいしいイチゴ復活のために重要な液肥を与えていない状態で色づいたイチゴのため、まだまだ”のとひかりっ娘”品質ではありません。
そのため地震前に花が咲いていたり、実をつけていたものは出荷せず、どんどん摘んでいっています😵

2月上旬頃の圃場。見た目ではとてもおいしそうですが…

2月下旬 水供給を再開

栽培ハウス・育苗ハウスのイチゴ苗への水供給が再開!
あわせて防除作業も開始されました。

2月中旬頃の圃場

3月中旬 葉欠き作業

古くなった葉や傷んだ葉を間引いて整理する葉欠きをおこなって・・・

3月中旬頃の圃場。葉欠き作業中

いよいよ、液肥の供給を再開しました。
液肥が通る管はマルチ(ビニール)の下にあるため見えないのですが、おいしいイチゴづくりのために液肥をやることはとても重要な作業です!!
気温の上昇と共にイチゴが休眠から目覚め、そのタイミングに合わせて液肥と水をやります。おいしいイチゴづくりには液肥が欠かせないんですね👀

3月下旬 摘果作業

小さい花(実)や授粉不良の花(実)を摘み取ることで、残した花(実)だけに栄養を与えるようにする摘果作業が始まりました。
液肥の栄養がイチゴの実に十分に与えられることで、美味しいイチゴが育っていきます!

3月下旬頃の圃場。摘果作業中

今回はイチゴ圃場《アグレッシブアグリ鹿島台》の2月~3月の状況をふりかえりました。